不妊治療

妊活の教訓、不妊検査は夫婦で一緒に

不妊と聞くと未だに多くの人が女性側に妊娠できない理由があるというイメージを持つと言われています。
確かにそういったケースもありますが、実際には男性側に原因がある事も多く、何年も不妊治療を続けて初めて気付くというケースもあります。
不妊は女性だけの問題ではなく、夫婦の問題と捉え一緒に検査を受ける事が大切です。

妊活中は夢や希望に満ち溢れているイメージですが、結婚して通常の夫婦生活があるのに2年以上子どもを授からない場合を不妊としています。
これには個人差もあるため、特に不妊治療をしなくても3年目に子供が出来たという夫婦はたくさんいます。

妊活をしているのもなかなかうまくいかな場合は、不妊の可能性は高くなりますが、どちらに原因があるのかは検査をしてみないとわからないのです。
不妊というと女性側に原因があると考えられる事が多いのですが、男性側に原因があった場合は検査をしない限りそれに気づかないので、不妊治療も長引きます。
こうならないためにも、不妊検査は夫婦が一緒に受ける事が大切です。

検査方法は男性と女性では異なりますが、検査方法も男性を不妊検査から遠ざける理由となっている部分はあります。
女性の場合は超音波検査やホルモン検査、血液検査、子宮頚管内の粘膜採取など多岐にわたりますが、恥ずかしさよりも妊娠を望む気持ちを高く持つ傾向があるので、検査にはそれほど抵抗を感じません。

しかし男性は精液検査をしなければならず、精液採取をするシチュエーションを恥ずかしいとか屈辱的に感じてしまう事があります。
緊張のあまり精液を採取できない事もあり、プライドを大きく傷つけられる事もあります。

不妊検査を夫婦一緒に受けるのはとても大切な事ですが、事前にどのように検査を受けるかについて、夫婦でよく話し合いをしておきましょう。
検査方法を確認し、お互いが納得出来た上で検査に望めば、不妊検査や治療の重要性も理解できるようになり、夫婦の絆も深まります。