不妊治療

妊活・妊娠中はアイスクリームは控えよう

妊活中から体を冷やさないようにするのは大切な事ですが、妊娠したからといって体を冷やしていい理由はありません。
真夏にクーラーを使うのは問題ありませんが、クーラーによる冷やし過ぎは妊活中も妊娠後も良くありません。

季節に関係なく、妊娠するとホルモンバランスの変化により味覚が変わる事があります。
それまであまり甘い物を食べなかった人が、甘いものばかり食べたがるようになるのも珍しくありません。
ケーキやクッキーも適量なら問題ありませんが、食べ過ぎはNGです。
アイスクリームならケーキに比べてヘルシーそうだし、冷たくて口の中がさっぱりするからいいやと考えがちですが、妊娠中のアイスクリームは控えたほうがいいでしょう。

というのも体を冷やすのは妊娠中も良くない事です。
あっさりしているように思えても、アイスクリームは意外と糖分や脂肪分が多く、高カロリーです。
食べやすいからとアイスクリームばかり食べていると、体が冷え、結果的には赤ちゃんにも寒い思いをさせてしまいます。

アイスは意外とたくさん食べられてしまうから、つい食べ過ぎる傾向があります。
アイスを食べ過ぎで太ると出産する時に、子宮口が開きにくくなったり、脂肪が血管を圧迫して赤ちゃんへ新鮮な血液が送れなくなったりする可能性も出てきます。
アイスを食べてはいけないという事ではありませんが、食べすぎには注意してください。

妊娠中にアイスクリームを食べる時は、アイスの種類や表示にも注意が必要です。
コンビニやスーパーでよく見かける、ラクトアイスと表示されている物は妊婦には不向きです。

ラクトアイスは植物油と添加物を多く含むから、妊娠中は避けたほうが安心です。
表示で選ぶなら、アイスクリームかアイルミルクと書いてある物にしましょう。
食べる量に関しては小さめのカップなら1個、大きめのカップなら1度に半分までにしておきます。
量に関係なく食べている間に体が冷えて寒いと感じたら、食べるのをやめ温か飲み物で体を温めてください。